インプラント治療
適応範囲
インプラントを行うには、十分な骨が必要となります。少し前までは、骨が痩せているとインプラント治療を断られていましたが、現在は骨造成手術が可能になり、骨が痩せている人でもインプラントする事ができ、適応範囲が広がっています。
また、骨造成による骨の移植以外にも、再生医療という医療技術によって、患者自身の細胞を培養して骨や歯肉組織を人工的に作りだし、移植する事無く骨や歯茎を増やせる方法です。インプラントが行われ始めた1980年代では、インプラントと骨が結合せず成功率が極めて低く、適応範囲は非常に限られたものでした。
しかし1990年代では、インプラントにチタンという金属を使用する事で、人間の骨に結合しやすくなる事が判明し、インプラントの研究や技術が飛躍的に発展したことで、適用範囲は大幅に広がりました。現在、チタンを利用したインプラント技術は世界中で活用され、何十万人もの患者が治療に成功しています。
チタンを利用したインプラントの安定率は、5年後であれば90%以上もあり、メンテナンスを適切に行っていた場合は、20年以上もインプラントが機能することが確認されています。インプラントの技術や材料は飛躍的に進歩し、適応範囲が広がっていますが、未だ全ての人に適応できるわけではありません。
様々な技術が進歩していても、糖尿病や骨粗鬆症の場合は、未だ成功率は著しく低下しています。しかし、以前は不可能であった骨のすくない人でも、骨移植をおこなう事でインプラントが可能になっているので、今後さらに適用範囲は広がると考えられます。
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